家庭訪問
先日、小学校に入って初めての家庭訪問があった。
同じマンションみんなが同じ日なので、子どもたちも早々に帰ってきて一緒に遊んでいる。
“子供が近くにいない方がいっぱい先生とお話しできるから!”
ということで、
「先生が来るときは、まだ来ていない家で遊ぶ」協定がお母さんたちの間でできた。
いよいよ我が家に先生が到着。
先生の言葉をまとめるとこういうことだった。
・最近は学校にも慣れ(ほら、最初は大変だったから!)、休み時間はお友達と楽しそうに遊んでいます。
・文字、絵を書くことに慣れていないので、不安そうにしています。
自信なさそうです。
お母さん!毎日、横で線を描くところから一緒にしてあげてください!
…ショックだった。
当たり前のことだが、小学校は色々な幼稚園や保育園から子供が集まってくる。
当然今のご時世なので、いわゆる“お勉強幼稚園”から来た子も多い。
その子たちは、年少の時から字の練習をし、もう、漢字も書けるようになっているらしい。
私は、そういうのがいやで、あの自由保育の自然の中で思いっきり遊ぶ幼稚園を選んだ。そして、それがコータロー望みでもあった。
絵もそう。
コータローの行っていた幼稚園では絵をかく機会もほとんどなかった。
年に一度、森の中に絵を飾る“秋の自由時間”という森の中の展覧会みたいなものがあって、その時に自由に木や画用紙に好きなものを描くぐらいだ。
聞くところによると、“お勉強幼稚園”では「はい。お花を描きましょう。お花は最初にこのあたりに丸を書いて…」と手取り足とり説明があって子供たちはその通りに描くので、教室に飾ってある絵がみんな同じようなものらしい。
こんなのまっぴら。
絵なんて、ものすごく自分を自由に表現できる場所じゃない!
くそくらえ!
と思っていた。
でも、家庭訪問でそういうことを言われると、自分のポリシーがふにゃふにゃに崩れそうになる。
一年生から落ちこぼれて勉強や学校が嫌いになったらどうしよう…
お勉強幼稚園のほうが良かったか!?
同じ幼稚園のお母さんたちに話すと一笑された。
「最初だけよ~。あの幼稚園の子たちはみんな最初苦労するのよ!」
「でも、楽しみにしとき!あと2・3年待ったら伸びるから!!」
「そうそう、自分の本当にしたいことを思いっきりしてきた子は強いよ!」
心強い言葉。
マンションのお母さんたちも
「先生は、子どもをみんな一緒に画一的にすればクラス運営がしやすいからみんなを同じようにしようとするのよ。こうちゃんはこうちゃんでステキやん!」
「でも、最初から自信をなくしちゃったらかわいそうだから、家族で交換日記なんてしたらどう!?」
なるほど、字や絵をを楽しく書けばいいんだ!
早速家族で交換日記はじめました。
普段わざわざ声に出さないことを書いたりしてなかなかいいもんです。
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